レオパを飼育する際に必要なケージ。色々なサイズやタイプがあってどれを選んで良いか分からないという飼育初心者にケージの大きさや特徴などケージの選び方を解説します!
ケージの選び方のポイント
1.広さ
レオパの最大全長は大体20~25センチぐらいです。ジャイアント系の品種(モルフ)でも30センチ前後と言われています。一般的にはケージの幅もしくは奥行きが体長の2倍あれば充分だと言われていますが、通常の品種(モルフ)であれば30センチのケージでも充分飼育は可能です。
2.高さ
地表性の為、高さはあまり必要とはしませんが、保温器具をケージ内の天井に設置する場合やレオパがシェルターに登ったりもしますので、多少の高さは必要です。
3.材質
プラスチック製
メリット:軽い。丸洗いがしやすい。値段が安い。
デメリット:傷がつきやすい。保温器具を設置ケージ内に設置することができない。
アクリル製
メリット:軽い。丸洗いがしやすい。プラスチックよりは耐久性がある。値段が安い。
デメリット:傷がつきやすい。保温器具を設置ケージ内に設置することができない。
ガラス製
メリット:温度や湿度管理がしやすい。見た目が綺麗。傷がつきにくい。保温器具の使用が可能。
デメリット:重い。衝撃で割れてしまう可能性がある。値段が高い。
4.お世話のしやすさ
前面が観音開きや引き戸になっている前開きタイプと上から手を入れて餌を与えたりする水槽型のようなタイプがあります。レオパは上からの動きを捕食者の動きと勘違いし、警戒する可能性もあるので、個人的には前開きタイプがオススメです。
5.掃除のしやすさ
定期的な飼育用品を掃除する際の出し入れや、大掛かりな掃除をする事、ケージを持ち運びをする事を考えて、重さはどのくらいなのか、丸洗いができるのか等も把握しておく事をオススメします。
6.その他
脱走する可能性もある為、ロックや鍵が付いているか。
パネルヒーターを敷くための底面にスペースがあるか。
保温器具やサーモスタットを設置する際のコード穴があるか。
飼育用品を買い揃える前に、一度じっくり考える事をお勧めします。
プラスチックケース編
スドー レプティケース リファイン

プラスチック製の爬虫類飼育用のケース。その他のサイズもあります。
公式サイトはこちら
- 高さを抑えたぴったりサイズ、明るくクリアな飼育ケース。
- 積み重ねたままエサが与えられる便利な給餌ドアが2カ所に付いています。
- 開口100×130㎜の上面ドアには、安心、安全の上面ドアストッパー付。
- 本体サイズ:約300×195×145mm(W×D×H)
- 重さ:約510g
スドー レプティギア 365

ワイドな開口部&前開きドア!積み重ねても通気が得られる大きなスリットが付いていて、丸洗いもできます。公式サイトはこちら
- 3mm厚の頑丈設計!中の様子が観察しやすいオールクリアケース。
- 逃げ出しを防止するドアストッパー!ワンタッチでドアを確実にロックします。
- 前面扉の開口部約100×180mm。
- デジタル温度計のセンサーコード用溝付。
- 本体サイズ:約261×368×178mm(W×D×H)(突起部分を含む)
- 重さ:約1.45kg
SANKO ルーミィ

中が見やすい透明ボディと大きな扉が付いています。
小動物用のケージですが、レオパの飼育にも使えます。
公式サイトはこちら
- 組み立て・分離が簡単にできるので、気軽にケージを丸洗いできます。
- 大きく開く扉が2ヶ所にあります。
- 2台積み重ねることができます。
- 本体サイズ:470×320×275mm(W×D×H)
- 重さ:約1.3kg
アクリル編
SANKO レプタイルボックス

スライド式の天蓋タイプのアクリルケース
公式サイトはこちら
- 省スペースでも設置でき、クリアに映えます。また、複数積み重ねることが可能です。
- フタはスライド式で、マグネットストッパーでしっかりと閉じるタイプになっており、脱走を防ぎます。
- 本体サイズ:約300×200×155mm(W×D×H)
- 重さ:約870g
ガラス編
GEX エキゾテラ グラステラリウム 3030

リアルな取り外し可能な岩肌バックグラウンド付。
ヨーロッパ仕様の機能的でデザイン性に優れた爬虫類・両生類飼育用ケージ。
グラステラリウムシリーズは幅20~90cmの全13タイプ展開しています。
公式サイトはこちら
- 観音開きタイプでロック付、給餌やメンテナンスがしやすい。
- 天井部はステンレスメッシュスクリーン、安全なロックノブ付きで着脱可能。
- 電源コード類を隙間なく完全に収納できるコード穴をトップ背面に設置。
- 底部にはパネルヒーターなどが設置しやすいフレーム形状のスペース付き。
- 本体サイズ:315×315×330mm(W×D×H)
- 重さ:約5.6kg / ガラス厚:4mm
SANKO パンテオン 4535

内部の支柱で支えられた安定感のある業界初の組立て式ガラスケース。
パネルユニットを組み替えて、通気メッシュの位置が変更できるので、置き場所や生体特性に合わせたセッティングが可能です。公式サイトはこちら
- 前面扉はスライド式。脱走防止用に鍵でしめるタイプのロック付き。
- ケース内のケーブルを外に出すことのできるコード穴もついています。
- 本体サイズ:455×305×350mm(W×D×H)
- 重さ:約7.5kg / ガラス厚:4mm
寿工芸 ヒュドラケース 3133

開閉脱着式スクリーンフレームで通気性、メンテナンス性に優れています。
背面の3Dバックスクリーンが雰囲気を演出し、前面はスライドガラス仕様です。
公式サイトはこちら
- 天井部が開閉脱着式通気性抜群のスクリーンフレーム。
- スクリーンフレームに、電源コードやエアホースなどの設置用コード穴があります。
- 前面の扉はスライド式でロック付。
- 上下に積み重ねが可能。(最大2台まで)
- 下にパネルヒーターを敷く時などのため、ケースの下部フレームは脱着が可能。
- 本体サイズ:310×304×330mm(W×D×H)
- 重さ:約4.5kg / ガラス厚:4mm
ベビーの場合だと100均のシューズケースなどでも飼育する事は可能ですが、大きくなると買い替えしないと狭くなってしまうので最初から大き目のケージを購入しておいた方が良いと思います。掃除やお世話の際に避難させる場所として使う用途で一つ持っておくと良いかもしれません。
ケージの大きさが30センチもあればシェルター、水入れぐらいのアイテムを入れることができレオパが動き回るのに問題はありません。逆にそれ以下のサイズになるとレオパが動き回りにくくなりますし、温度勾配をつけるのが難しくなります。流木やその他のアイテムをレイアウトしたいと考えている方はそれ以上の大きいケージをオススメします。
レオパを購入する前に飼育をするイメージをしっかり持って、ケージや飼育用品を購入するのがいいでしょう。
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